EIKOニュース

茨城県北ジオパーク学習会に参加!

2017.12.18


 昨日、千波湖学習会(ジオパーク学習)に参加してきました。
 ジオパーク研究で大変著名な茨城大学名誉教授である天野先生と、逆川こどもエコクラブサポーターでジオパークインタープリターの飯塚先生が、大変分かりやすく千波湖周辺の大地や地層について説明してくれました。

 昨日、千波湖学習会(ジオパーク学習)に参加してきました。 ジオパーク研究で大変著名な茨城大学名誉教授である天野先生と、逆川こどもエコクラブサポーターでジオパークインタープリターの飯塚先生が、大変分かりやすく千波湖周辺の大地や地層について説明してくれました。


 ジオパークとは(ジオ:Geo→大地・地球)と(パーク:Park→公園)」を組み合わせた言葉で、「大地の公園」ということを教えてくれました。

 ジオパークとは(ジオ:Geo→大地・地球)と(パーク:Park→公園)」を組み合わせた言葉で、「大地の公園」ということを教えてくれました。


 科学同好会のメンバーも初めて参加しましたが、改めて大地・地球の素晴らしさ、凄さを感じました。
 茨城県北ジオパークは、2011年に認定を受け、千波湖もその内の一つだそうです。その他にも、日立や袋田の滝、竜神渓谷など、全部で15か所もあるそうです。
 茨城県北ジオパークを探索すると、5億年前にひたちの国がゴンドワナ大陸の東に誕生し、その歴史の一部を「ひたちのかみね公園」で見られるなど、様々なことが分かるそうです。 
 また、本日の千波湖ジオパークでは、江戸時代に作られた「笠原水道」の歴史や千波湖が江戸時代と現在では異なることなど、「大地」から分かる「歴史的背景」を学びました。


 この写真は、偕楽園公園内にある「吐玉泉」。現在では、大理石で整備されており、湧水量が豊富で約50年前の水が湧き出ているそうです。水質は弱酸性で、長い年月をかけて大理石を溶かして、現在の姿になっているそうです。

 この写真は、偕楽園公園内にある「吐玉泉」。現在では、大理石で整備されており、湧水量が豊富で約50年前の水が湧き出ているそうです。水質は弱酸性で、長い年月をかけて大理石を溶かして、現在の姿になっているそうです。


 実際にユニバーサル試験紙を使って水質を調べてみました。結果はご覧の通り。中性に近い弱酸性の性質だということが分かりました。


 「大地」から学ぶ水戸の歴史も非常に興味深く、生徒も楽しく学ぶことができました。日頃の生物調査とは違った魅力を感じたことと思います。

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