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2018.06.01
「グローバル総合」の授業で、1年生と3年生合同授業『世界がもし100人の村だったら』を体験!
ひとりひとりに紙が配られます。紙には「地域、言語、性別、所得」などが記載され、この時間はその人物として行動します。
まずは、紙に書かれた各国の「こんにちは」を、国ごとの言語で仲間作り。「ハロー」、「ニーハオ」、「ボンジョルノ」など聞いたことのある言語から、初めて聞くような言語まで様々です。
同じ言語を話す人同士でグループになります。ある程度グループがわかったら、今度は ヨーロッパ、アジアなど地域ごとに分かれます。人数が多い地域から少ない地域まで様々ですね。
次に、そのグループにロープの輪が配られます。ロープの長さは地域の面積の割合です。この中に全員入るかな? はみ出してしまった地域は、人口が多いということです。人口が多いと食糧難、公害と様々な問題が起こってしまう。生徒達は気がついたようです。
次に、所得の割合で分かれた場合、食料やお金の配分はどうなるのでしょうか。各グループにクッキーが配られました。用意されたクッキーは1人1枚ということで52枚。しかし、グループごとに枚数が多かったり少なかったり…。なんと、1枚しかもらえないグループも!!
少ないグループは多いグループのところへ行ってクッキーを分けてもらいました。が、争いが起きる一場面も…!まさに世界の縮図ですね。
いろいろありましたが、世界中にクッキーが配分されたようです。同じグループの仲間同士、クッキーを分け合って食べました。
最後はまとめに入ります。この人数の割合でも、食料が十分にある地域の方が、健康で、豊かな生活の人の割合が多かったようです。
『世界がもし100人の村だったら。』いろんな世界で起きている現象の問題を考えさせられた授業でした。授業を通して気がついたことを書いています。
グローバルコースでは、このような授業を通してグローバリズムを身につけていきます。