学習する上で何よりも大切なことは、安心で安全な学習環境があること。水戸英宏中学校は、教職員・生徒・保護者が一丸となって「いじめ・暴力ゼロ」に取り組んでいます。
いじめの形態として、身体的ないじめ(殴る、蹴る、ぶつかる、物で叩くなど)と、精神的ないじめ(仲間はずれ、無視、陰口、嫌なことを強要するなど)が挙げられます。特に最近はネット上での書き込みやいやがらせなど、なかなか見えにくく手の込んだいじめも多くなっています。
いじめかどうかの判断は、表面的・形式的なものではなく、いじめを受けたという生徒の立場に立って状況を理解することが必要です。加害者側が「ふざけていただけ」「からかっていただけ」「冗談」のつもりでも、受け手の側で「いじめられた」と認識している場合があります。生徒たちをより良く導くために、状況を複数の視点から把握・考察することが大切です。
いじめやそれに類する行為を未然に防止し、または初期段階で把握して速やかに解決するために、担任・副担任・その他の教職員からの積極的な声かけや、いじめ防止のための月例アンケート実施に取り組んでいます。平常でない状況が窺える場合には、家庭との連絡や教職員間での連絡を密に取り、組織的に対応します。そして、生徒が抱えている悩みや不安を早期に解消し、望ましい人間関係を築けるよう、全力でサポートします。